子どもの虫歯予防に効果的なフッ素塗布とシーラントとは?|高槻市の歯医者・小児歯科・矯正歯科|城南もちづき歯科こども歯科

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子どもの虫歯予防に効果的なフッ素塗布とシーラントとは?

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2025年8月30日

子どもの虫歯予防に効果的なフッ素塗布とシーラントとは?

はじめに


こんにちは、高槻の歯医者、城南もちづき歯科こども歯科です。
「自分の子どもに虫歯を作りたくない」「歯のケアが正しいのか不安」──これは多くの保護者の方が抱える共通の悩みではないでしょうか。
むし歯にならない様に毎日仕上げ磨きをしているのに虫歯になってしまった。
そのことにショックを受けられている保護者の方をお見かけすると心が痛みます。
実は虫歯予防には歯磨きだけでは不十分な場合もあります。
なぜなら虫歯は歯磨きだけでなく、その子のもともとの唾液の性質や、むし歯菌の量、食生活やフッ素の使用状況によって虫歯になるなら・ないが決まるからです。
そのためちゃんと歯磨きをしているからむし歯にならないというものでもなく、また逆を言えば歯磨きがうまくいってなくても虫歯になりにくいケースもあるんですね。
様々な虫歯のリスクファクターの中でも特にお子様のむし歯の発症に関して大きな要素としては、食生活とフッ素塗布を行っているかが挙げられます。
特に乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯の質が弱く虫歯になりやすいため、予防歯科、予防ケアがとても大切です。
本記事では高槻市の小児歯科「城南もちづき歯科こども歯科」が、虫歯予防に効果的な フッ素塗布とシーラント について詳しく解説します。


子どもの歯が虫歯になりやすい理由


そもそもむし歯とはどういう病気なのでしょうか?
それはお子様のお口に棲むむし歯菌(ミュータンス菌)が糖質を餌に強い酸を作り出し、歯を溶かす病気の事を言います。
歯の表面はエナメル質と呼ばれる非常に硬い層があり、言わば歯のむし歯に対する防御壁のようなものです。
ここを突破され、内側の象牙質と呼ばれる柔らかい部分にまで到達すると、歯の内部で一気にむし歯が拡大していきます。
ではなぜ子どもの歯は虫歯になりやすいのでしょうか。


歯質が未成熟


乳歯は歯の防御壁であるエナメル質が永久歯よりも薄く、約0.5mmほどしかありません。また内側の象牙質も永久歯より柔らかく、薄い防御壁を突破されると著しい速さでむし歯が拡がっていきます。また永久歯のむし歯は黒くなりますが、乳歯のむし歯は色があまり変わらないため早期発見が非常に難しいため、保護者の方が気づかず一定以上に進行してからみつかるケースも多いです。早期発見のためには定期検診で、少なくとも年に一回程度はレントゲンを撮る必要があります。
自分ではしっかり磨けない
お子様は自分ではしっかり磨けない事が多いため、汚れが残りやすく虫歯のリスクとなります。成長と共に出来る事が増えていき、日に日に頼もしくなっていくお子様です。しかし、しっかりしているように見えても綺麗に歯磨きをすることは難しく、虫歯の原因となるプラークが残っていることが多いです。仕上げ磨きは何歳までという制限はないため、綺麗に磨けるまでやってあげれば良いと思います。(たとえそれが中学生であっても…)


食生活のコントロールが難しい


甘いお菓子やジュースはむし歯菌(ミュータンス菌)の大好物です。かといってお菓子やジュースを摂ってはいけないという事では決してありません。大事なのは飲食の回数をコントロールすることです。だらだら食べ、ながら食べはむし歯リスクを著しく高めてしまいます。


フッ素塗布とは?


フッ素塗布は、歯にフッ素を直接塗ることで 虫歯に強い歯質をつくる予防法 です。もともと弱い乳歯や生えたての永久歯は特に虫歯になりやすく、フッ素を適切に活用する事でお子様のむし歯リスクを軽減する事が出来ます。


フッ素塗布の効果


歯の再石灰化を促進し、初期虫歯を修復
歯の防御壁であるエナメル質を強化し、むし歯菌が産生する酸に溶けにくい歯にする
フッ素そのものが虫歯菌の活動性を抑える


いつから始めるべき?


最初の乳歯は下の前歯から生えてきます。乳歯が一本でも生えてきたら歯科受診をスタートさせるタイミングと考えています。
特に 生えたての歯はフッ素の効果を受けやすい ため、早めに始めると効果的です。


通院の頻度は?


3〜4か月ごとがひとつの目安です。
フッ素塗布のタイミングで虫歯が出来ていないかのチェックを歯科医師が行います。この際にお子様の歯並びや顎の成長に関しても問題がないか確認します。


シーラントとは?

生えたての奥歯は溝が深く、むし歯菌が定着しやすいです。この細かい溝を歯に接着する樹脂(コンポジットレジン)で埋めてあげることで、フッ素塗布と併用するとさらに高いむし歯予防効果を発揮することが出来ます。


シーラントの効果


奥歯の溝に食べかすや菌が入り込んで取れなくなるのを防ぐ
歯磨きがしやすくなる
虫歯の発症リスクを下げる
城南もちづき歯科こども歯科で使用しているシーラントの材料は、フッ素を徐々に放出する作用を持ったものを採用しておりますので、さらにむし歯予防効果を高めてくれます。


どの歯に行う処置?


乳歯の奥歯や、6歳臼歯(第一大臼歯)が完全に生えたタイミングで行います。
溝が深く虫歯になりやすい歯にとても有効です。


当院では大人の方も含め、予防歯科に力を入れており
・フッ素塗布
・シーラント
・歯磨き指導
・歯科医師による定期検診
を組み合わせた総合的な予防プログラムを提供しています。


まとめ


高槻市で子どもの虫歯予防なら城南もちづき歯科こども歯科へ


子どもの歯は虫歯になりやすいため、予防ケアが大切。
フッ素塗布は歯を強くし、シーラントは奥歯の溝を守ります。
両方を組み合わせることで、虫歯予防効果が最大限に。
 
大切なお子様の口腔内をむし歯フリーに保つためには、何かとお忙しい保護者の方だけで頑張らずに、歯科医院での予防処置を活用するのが良いと思います。
お子様が虫歯になってしまうとどうしても通院回数がかかり保護者の方のご負担も増えてしまいます。
年に数回の予防処置を受け、むし歯予防がしっかり出来れば、その方が保護者の方のご負担も軽減できるのではないかと城南もちづき歯科こども歯科では考えております。
 
お子様のお口のお悩みがある場合は是非当院にご相談下さい!

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